もう、ヘボい内蔵マイクはいや!Vtuberとか配信者が使っているかっこいいマイクを使ってみたい!ああいう高音質で録音するにはどうしたらいいの?
Vtuberのような配信、ゲーム中の通話、リモート会議やカンファレンス、ラジオストリーミングや音声SNSなどなど、マイクを使うシーンが世の中で激増しています。
そこで気になるのがマイクの性能。パソコン内蔵マイクやWebカメラ内蔵マイクではそれらの音声コンテンツを楽しむことは難しいです。
繊細な声の輪郭をしっかり収音し、イケボカワボっぽく聞こえる高性能マイク。そのような用途では一般的にコンデンサマイクというものが使われています。
なるほど、調べてみるとコンデンサーマイクというのが高性能なのね。でも、種類がありすぎてどれを買ったらいいか分からない。たすけて・・・。
お疲れ様です。ふうがです。今日はコンデンサーマイクについておすすめ品を順に紹介していきたいと思います。種類別に10アイテムをピックアップしましたので初心者の方でもどれを買ったらいいのか見当をつけることができると思います。
なんにも知らない初心者が購入・導入できるの?
大丈夫です。導入余裕でいけちゃいます。
こだわりのコンデンサマイクで他の人たちに差をつけちゃいましょう。
じゃあ早速見ていきましょう。
すぐ使えるUSB式コンデンサーマイクのおすすめ
まずはUSBですぐ使えるタイプのコンデンサーマイクからご紹介します。
- 難しい機材なしですぐにパソコンにつないで使いたい!
- 細かい調整はそんなにしないから簡単なヤツがいい!
- でもソコソコの音質はやっぱり欲しい!
FIFINE USBマイク K683A
- とりあえず安くていいのでそれっぽいのが欲しい人向け
- ミュートボタンやヘッドホン出力装備、PS4/5にも繋げる
- 中華マイクの中では地味に老舗、品質も向上してきています
- スタンド・ポップガードもついてきてお得
コンデンサマイクでスタンドとかも付属で、USB刺してとりあえず使えるやつ!というならまずはこちらから。FIFINEは中華マイクメーカーの中でもそこそこ有名です。高いのはちょっと怖いから、このマイクを使ってみて音質に不満がでるようなら買い換えるというのもあり。
この683とは違いますが、FIFINEのK669をレビューしました。こちらもぜひお読みください。
Blue Microphones Snowball iCE
- お洒落な見た目の置き型マイク、机においても絵になる
- 中身は本格コンデンサマイク、しっかり使える
- マイクの有名メーカーBlue製でこのお買い得価格
詳しくはレビュー記事を書きましたので読んでほしいのですが、最近急にAmazonで値下げされ始めました。廃番の兆し?もし狙っている方はなくなる前にゲットしてくださいね。それにしても安すぎる(2021年6月現在)
audio-technica USB マイクロホン AT2020USB+
- 安心のオーディオテクニカ製。国産派なら一択です
- ミックスなどの気の利いた機能もちゃんと装備
- これを入門機として買うVtuberさんが多いそうです
- 音質は万人受けする良バランスの優等生。
オーテクというだけで安心感ありますね。価格的にはこなれていますし、使用者も多いのでコンデンサマイク入門機としてはトップクラスにおすすめできます。後で紹介しますがXLRモデルもありますので、用途に合わせて選べますね。
AKG Lyra-Y3 コンデンサーマイク
- 配信のみならず音楽作成などにも通用する本格モデル
- 単一方向だけでなく4種類の収音モードが選べるので、会議全体の録音からライブレコーディング、対面での対談録音など幅広く使えます。
- モダンかつヴィンテージな見た目は置いておくだけでおしゃれ。
ヘッドホンなどで有名なAKG(あーかーげー)ですが、マイクの実力も折り紙つきです。認知度としてはイマイチみたいですが、これを使っているだけでちょっと通な雰囲気が出ます。価格もそこまで高くないので一考の価値あり。あんまり人と同じのは…っていう人は行っちゃいましょう。
Blue Microphones Yeti USB
- 予算が許すならベストオブUSBコンデンサーマイクはこれ!
- 見た目・機能・音質ともに高レベル
- 配信者・Vtuber使用率高い
- 失敗したくないならこのクラスが安心
前述のSnowBallを作ったメーカー、Blue社の主力機種です。USBコンデンサーマイクのおすすめを聞いたら、みんな口を揃えてこれを1位にあげるでしょってくらい人気です。でもまぁ、有名すぎてみんな使っている感はあるので、オタ気質の人はメジャーすぎてつまらないかも・・。
機能にこだわるXLR式コンデンサーマイクのおすすめ
つぎにXLRタイプになりますが、要するに
XLRケーブルという線でオーディオインターフェースという機械につないで、それをパソコンにつなぐ
というタイプになります。音の合成(ミキシング)やエフェクト、入出力などいろいろな機能があり、見た目もプロっぽいので上を目指す方はこちらをどうぞ。
- 長くやるつもりだから本格的な入門機材を揃えたい!
- ミキシングやいろいろな調整・操作をやりたい!
- とにかくプロっぽい雰囲気のがいい!
- 音質を求めるのにUSBなんてイヤ!
- いいから、一番いいやつをくれ
オーディオインターフェース入門はこれ
オーディオインターフェースってなんか凄そうな横文字だけど、簡単に言えばこの機械にマイクやら楽器やらを繋いで、それをパソコンにつなぐっていうだけです。
USB仕様じゃないコンデンサマイクを使うときにはファンタム電源というものでマイク本体に微弱な電気を流してあげるのだけど、オーディオインターフェースにはそういった役割もあるの。
XLR接続タイプのマイクを使うならオーディオインターフェースは必需品です。
ここでは入門にちょうどいい代表的な2機種をご紹介します。細かな機能が違いますがどちらを買っても大きな失敗にはならない手堅い商品です。
- 使いやすくまとまったデザイン、各調整を理解しやすい
- ソフト上で設定することで細かいエフェクトが使える
- iPhoneを繋ぐときに線1本で充電してくれる
- ヘッドセット(マイク付きヘッドホン)が直接つなげる
- コンデンサマイク2系統で同時に2本使える(ステレオ・ASMRなど)
- エフェクトをミキサー上で直感的に操作できる
- 音をHi.Mid.Loごとにミキサー上で調整できる
マイクを2本使う可能性があればnotepad-8FX、ヘッドセットでの音入れをする可能性があればAG06という感じで選んでOKです。個人的には調整スライダーがいっぱいある8FXのほうが好み。
慣れていないと分かりづらいオーディオインターフェース選び、新人Vtuberや配信者の方にもおすすめできる5品を以下の記事でご紹介しています。
準備ができたらさっそくマイクの紹介をしていきますよー!
AKG P120 Project Studio Line
- 上位機種の音響性能を受けついたエントリーモデル
- 小規模スタジオなどでのレコーディングに使われる実力派
- パッドとローカットフィルタを内蔵しており、クリアな収音が可能
XLRモデルはいきなりプロ仕様の香りが漂います。ただ、価格としてはUSBモデルの凄いヤツ買うよりは安いですよね。いずれランクアップするなら初めからこのあたりを買って機材に慣れておくというのもいいかもしれません。
audio-technica コンデンサーマイクロホン AT2020
- 前述のAT2020USBのXLRケーブルバージョンです。
- 安心のオーテク産。USBモデルの音質が気に入ったなら乗り換えも◯
マイク本体はUSB版のAT2020と変わりありません。もしUSB版を使っていて音質の傾向は気に入っているけど、拡張性などを考えてオーディオインターフェースを導入したい場合などはおすすめです。
RODE ロード / NT1A
- 名門RODE社が誇るマイクロフォン、高度な技術が詰まってます。
- 超低ノイズ・高品質なサウンド特性が売り。
- ガチ勢の扉を叩くならここから。
このあたりのクラスまで来ると「機材こだわってる勢」に分類されてくると思います。宅録でここまでいるのかは定かではありませんが・・。これ以上のスペックになると性能というより音質の傾向で選択する領域になりますので、実質この辺りがまず行き着く天井になると思います。
Aston Microphones /AST-ORIGIN
- Vtuber魔王マグロナ様も使用のアストンマイクロフォン
- 見た目の所有感がおかしいことになってる
- これ買うレベルの人はこの記事読んでないでしょ
バ美肉Vtuberとして名をはせる魔王マグロナ様愛用のメーカーです。(ちなみにマグロナ様はAstonSprit)これにハードウェアボイスチェンジャーのVT-4を組み合わせて使っているようです。バ美肉極めるなら行くしかないのか・・?
Blue microphone bluebird SL
- なんでもいいから高いのをくれ!
- スタジオレコーディングレベルを贅沢に使いたい
- 楽器・歌のレコーディングにもガチで対応する凶器
高級すぎて、既にふうがの語彙力が追い付かないレベルのシロモノです。あくまでおまけとしてご紹介しますが、よく考えるとここまでクラスのマイクでも3万とかで買えるのって安いのでは・・・(麻痺)
あると便利なアクセサリ関連も
気を取り直して、便利なアクセサリもご紹介します。XLRモデルなどは特に、スタンドなどがついていない場合も多いのでしっかり確認して、足りなければ一緒に注文しましょう。
基本的にコンデンサーマイクにはポップガード(アミみたいなやつ)は必需品になります。これがないと、息がマイクに直で当たってしまい「ボフボフ」いうノイズが入ってしまいます。
吸音材を貼るのも効果的。勘違いしてはいけないのが、これを貼ったから部屋が防音になるわけじゃないよ。あくまで、反響を減らす(デッドにする)ことが目的。デッドにすることによって余分な音の成分が発生するのを防いで、クリアな録音ができる。
モニタリングにも気を使おう
自分で声を入れている時や動画を編集する際、それをモニタリングする再生機器(スピーカー・ヘッドホン)はちゃんと気にしていますか?
作った動画や配信を聞いてくれる視聴者さんにどのような音が届いているか、それを確認しておかないとせっかくの高級マイクの意味は薄れます。
ノートPCやディスプレイの内蔵スピーカーみたいなものは論外として、もしチープな外部スピーカーや100均のイヤホンでモニターしているようであれば、ぜひこちらも検討くださいね。
良い音を作るためには、まず良い環境を整えるところから。
自分がどんな声を発しているのか精確に分析できなければ伸びはありません。バ美肉さんだったら、絶対にコダワリたい部分。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
卓上に置けるかわいいUSBマイクから、ガチの機材沼に足を突っ込みそうな機種まで、ちょっと探しただけでも色々なものがあるのですね。
しっかりセットアップした機材で録音すると自分の声か?!と驚くほど精細な音を録ることができます。声の機微をしっかり拾ってくれて、イケボに聞こえちゃうかもしれません。
なんなら、そのままASMRの世界に首を突っ込んでもいいですよ。
さぁ、
高音質で配信、Vtuberデビューしたいという人も、
リモート会議を高音質でやりたい人も、
流行りのラジオストリーミングや音声SNSやりたい人も、
はたまた楽器やライブを録音したい人も、
みんな、マイク沼へおーいで。(結び)
最後までお付き合いいただきありがとうございます。