世の中、アクティブノイズキャンセル(ANC)を搭載した完全ワイヤレスイヤホン(TWS)も増えてきました。今回はその中でも技術的なアドバンテージ高そうなHuawei社製作のFreeBuds3iをお買い得に入手できましたのでご紹介します。
見た目は俗にいう「耳からうどん」タイプだけど、想像以上に精度の高い作りのしっかりしたモノでした。これはおすすめできる!
ANCかつTWSというやつ
今回紹介する商品はアクティブノイズキャンセル機能付き、トゥルーワイヤレスイヤホンになります。なんでもかんでも3文字英字に略せばいいってもんじゃないですけどね。
簡単に説明すると「能動的にノイズを打ち消してくれるノイズキャンセルがついている」タイプの「右耳と左耳がつながってない完全独立イヤホン」ということになります。ややこしい!
以前ご紹介したAnkerのイヤホンと同じようなカテゴリとなります。
ということで、使い勝手やスマートさという部分でANCでTWSなイヤホンは今や主流となりつつあります。実際使ってみるとこれが楽で楽でしょうがないガジェットです。ぜひおすすめしたい。
Amazonでの価格推移
Amazon価格は安定していたのですが、なぜか3月末で大幅にプライスダウンしてます。在庫整理なのか何かのプロモーションなのか、とにかくお買い得価格だったのです。そこで買いました!
めざとい・・。よくそんな情報あったな
基本スペック
本体サイズ | 約41.8 (横) x 約23.7 (縦) x 約19.8 mm |
重さ | 約5.5 g (イヤフォン単体) |
再生時間 | 1回のフル充電で最大約3.5時間再生 |
コントロール | ダブルタップ・長押し |
装着検知 | Huaweiスマホのみ対応 |
ケースの充電方法 | 有線: USB Type-C |
接続方式 | Bluetooth® 5.0 |
ANC | ノイズを最大32dB低減 |
写真で見る開封レビュー
ケース、イヤホン本体ともに非常にしっかりした作りです。ケースのフタの開き方もヌルっとしててお上品。
音楽を聴いてみる
さあせっかくなので、何か曲を聴いてみましょう。環境としてはHuawei mate10proにyoutubeです。要するに普段使いのシーン。
Mizuki Nana Vitalization -Aufwachen From-
耳につけた瞬間からもちろんノイズキャンセルががっちり効きます。外の自動車が走る音とか空調の音とかが一気に切り離されます。これ、音楽聞かなくてもこのまま静寂を楽しめる。ホワイトノイズはかなり抑えられていて待機中でもまさに無音を味わえます。しっかりANCは効いてるのに耳への圧迫感はそれほどありません。これは好ポイントですね。
構造的には⌀10 mmのダイナミックドライバ1基ということで、低音は心地よい粒で弾けます。BA(バランスドアーマチュア)機の有線イヤホンを聴いている身からすると高音に関しては伸びがあまりなくボーカルが少しベールがかかっている印象も。これはコーデックが影響している可能性もありますね(対応はAAC、SBC)。この頃の水樹奈々楽曲のマスタリングがうんぬんという話をし出すと長くなりますので、次の曲行ってみましょう。
OscarPeterson trio You Look Good to Me
打って変わって、世紀の高録音として名高いオスカーピーターソンのアルバム「We get Requests」です。今度はガチの音質チェック。
はあぁぁ・・良い。良い。
デジタルなモノづくりを突っ走る先鋭企業が作ったハイテクガジェット的なイヤホンだとこういうジャズもろなのはどうなの?って。いや、十分良いわ。切れの良いバスドラ、軽快なベース、そしてピアノが見事に定位。優秀なノイズキャンセルも相まって、トリオならではの静と動が見事に表現されています。これジャズもいけるやん。もっともこの盤の録音が無敵すぎるのかも知れませんが・・。
シンバルレガートがシャリつくこともあまりなく、ダイナミックドライバの良いところが引き出せています。クラシック聞けとまでは言いませんが、ジャズからロック、アニソンもいけるということで。
ノイズキャンセルで外音が減るだけでなんかやたら高音質に聞こえる不思議効果。
まとめ
ということで、イヤホンとして必要な性能を持ちつつ質感の高いモノづくりを感じるFreeBuds3i。価格としてはこなれていますが、競合のイヤホンが安く設定されてきて少しつらい展開も・・・。セールなら迷わず買い。
Huaweiスマホなら最高だけど、別に他社スマホやiPhoneでも全然使えるから、よかったら試してほしい。ANCのTWSって最高!