ふうがです。今まで使ってたマウスが不調になってきたので思い切って凄そうなマウスを買いました。おかげさまでマウス選びの終着地になりましたのでご紹介したいと思います。
割とマジでゲーミング用途じゃないマウスの中では最高峰のクオリティだと思う。一生マウス買い換えないんじゃないかレベルの気に入りっぷり。
マウスがほしくなりました。
いまやタブレットPCやらタッチ対応PCが当たり前のようにありますが、やはり主役はマウス操作というのは揺るがないですよね。iPadproでペンシルとタッチだけでDavinciResolve触る人もいるのかもしれませんが、エクセルをいじったり写真編集したりという面ではまだまだマウスは大事だと思います。
最近は高性能マウス=ゲーミングマウスみたいな風潮はありますが、実際のところ仕事やPC作業で使われるマウスとゲーミング用のマウスでは用途が違う為、求めるものが全然違います。今回はゲーミングではなくオフィスワーク、各種作業に使うマウスの中でのフラッグシップモデルというものをチョイスしてみました。想像以上に買う価値がありましたので記事にしてみたいと思います。
果たして高額な作業用マウスって何が違うんでしょう。そこまで出す理由とは?
ボタンがたくさんあって1677万色に光ればいいってものじゃないのデスよ。
logicool MX MASTER 2Sというマウス
なにやら凄そうな名前のこちらのマウスはlogicoolのラインナップの中では高価な上位機種になるのですが、あくまでのオフィスワークなどの作業に特化したタイプの商品です。
その為、色はシックなマットブラックです。特にLEDで光るようなこともなく、トラッキング精度が25,000DPIとかあるわけではなく、ボタンが10個ついてるわけでもなく、肉抜きされて軽量化されているわけでもありません。
実際昔はバリバリのゲーミングマウスで作業してましたけど、見た目がかっこいいくらいしかメリット感じなかった。
ちなみにLEDで1680万色に光って、トラッキング精度が25,000DPIとかあって、プログラム可能なボタンが11個ついていて、肉抜きされて軽量化されているゲーミング極まるマウスが欲しいのであればこれです。
いきなり本筋と違う商品を勧めたらダメですよ。
今回のご紹介はこちら!
amazonでの価格推移
多少変動はありますが、後継商品が発売されている影響もあり、価格はこなれています。10,000円前後であれば買っても問題なさそうですし、それ以上に処分価格が出ているようであればぜひおすすめしたいですね。
簡単なスペックと機能
さて、では作業用マウスが最高峰がどれだけのものなのか、スペックと機能を確認しましょう。
サイズ | 85.7×48.4×126 mm |
重さ | 145g |
接続方式 | Bluetooth/unifying(USB) |
ボタン数 | 7ボタン |
パッと見の派手なスペックは特にありません。サイズ感としてはやや大きめで掌にぺったりとくっつけて動かします。つまみ持ちと言われる持ち方には向きません。重さもやや重めでそれこそゲームで素早いエイミングしようと思ったら難しいレベルです。
でもそれが全てオフィスワーク用としてはプラスの要素と化しているのです。
どっしりとした安定感、緻密な動作でもカーソルがブレずにピタっと決まる。エクセルの細かいセル一つ一つに寸分違わぬ精度でカーソルをぶち込んでいけます。トラッキング不足でカーソルがプルプルすることなんでありません。これが業務用の安定感よ・・・。
開封、そして使ってみる
まずは写真から
持った感じはかなりしっかりしてる
前述のとおりマウスのサイズは大きめです。左のでっぱり部分に親指を乗せて掌をしっかり密着させて手首で動かすような使い方になります。個人的にちょっと手汗かきやすい人なので湿りは心配ですが、表面加工を見る限り大丈夫そうです。
比較的摩擦係数の高いマウスパッドを使っているせいもありますが、マウス自体の重さもありますので素早くチョコチョコ動かすというよりは、一撃一撃をピンポイントに叩き込んでいくイメージです。
マウスを頻繁に持ち上げて上下左右に細かく振りながら照準を合わせていくようなスタイルの人だと少し手が疲れるかもしれません。
安定感。それにつきる。
イチオシは高速スクロール!
このマウスには高速スクロールのホイールが搭載されています。通常のホイール操作だとカチカチっとしっかりとしたクリック感があります。これはこれで精度の高い操作ができますが、
これを強めにですね、ホイールをスッと指で弾くと何やらクラッチが切れて急にホイールがスピナーみたいに高速回転し続けます。指を離して放っておいてもまだ回ってます。
指で止めるとカチッとという音とともにクラッチがつながり、通常のクリック感あるホイールに戻ります。
すげぇええええ。なにこのギミック。好きすぎる。
それで何の意味があるの?っていうことなんですけど、これスマホで強くフリックしてスクロールしたみたいに高速かつ、止めるまで惰性でスクロールし続けるのですよ!。もしくは指でホイールを触って急に止めることもできます。動画で確認してみてください。
長い文章とかTwitterのタイムラインとかスッとホイールを弾くと一気に流れるように高速でスクロールして、程よいところになったら指で高速回転しているホイールを触ると、カチっという小気味良い音とともにスクロールが終わるんです。
感覚的にはスマホで強めにフリックした時のような感じです。ずばーっと下に勢いよくスクロールしていきます。
これに慣れると普通のマウスでずっと手動でガリガリガリガリスクロールしてるのがアホらしくなります。
この為だけにこのマウス買ってもいいくらいの感動を受けましたw。
お金出す価値ある”道具”でした
高速スクロールはちょっと派手な飛び道具的な技ではありますが、その他にも水平スクロール可能なサブホイールや追加ボタンなども装備されており便利。
サブホイールやサブボタンは押し心地がしっかり目にしてあり、触って誤作動するようなことのない作りになってるのも好ポイント。
派手派手しさはありませんが、狙っているようにしっかりカーソルが動く、意のままにスクロールできる、クリック感がよい、充電が持つ、どんな表面の机でもしっかり捉える(ガラスでも!)。ということで実用性に振った名機だと思います。ゲーム用途じゃなければ一生モノだと思って買ってよい代物だと思います。
ちなみに私はデザインや価格の面から2Sを選択しましたが、現行機種として進化版の3も出ています。お金に余裕があればこちらも検討ください。