炭酸を家庭で作るツールは各社から発売されていますが、なかなか料金などが謎。とりあえず最近名前をよく聞く「e-soda」というサービスと、自家製炭酸サーバーの代表格のsodaStreamを比較してどのくらい得なのか考えてみました。
めざせ!無限ハイボール!
確かに冷蔵庫にペットボトルの炭酸水をずらーっと冷やしておくのもスペース取るしゴミも出るしで考え物なんですよねぇ・・。いっそ買うか。
ハイボール飲もうと思ったら炭酸水が切れてた時の悲しみは深すぎる。
炭酸を自家製で作るメリット・デメリット
最近では珍しくもないサービスではありますが、まだ未体験の身としては自分の家でいつでも新鮮な炭酸水が作れるというのはやっぱり魅力的ですね。
少し考えただけでもこれだけメリットがあります。
なかなかに魅力的なメリットが揃ってますね。夢がひろがります。
それに対して、デメリットはどうでしょうか。
ということで、概ねは導入のメリットがあると踏んでいます。
特に「水以外の炭酸」が作れるという部分はそそりますよね。好きな濃度のウイスキーをそのまま炭酸封入で仕上げれば俗にいう「生ハイボール」ができてしまいます!
どこかのyoutuberがウイスキーをそのまま炭酸化してそれをウイスキーで割る「100%ハイボール」を精製してましたが、そういう危ない真似はお控えください
今回はe-sodaを紹介してみる
最近ネットでよく見るこいつを少し掘り下げてみましょう。元はウォーターサーバー屋さんみたいですね。
e-sodaの特徴
まず、ざっと公式ページでのコメントをまとめてみました。
- 電源不要でご家庭で炭酸水
- 炭酸の復活もできますよ
- 持ち運びもらくらく
- 500mlあたり約18円です
といった感じです。正直そこらのソーダメーカーと比べてもそこまで突き抜けた特徴はなさそう。
ただし、機械自体の質感・デザインは他より優れているようです。ダイニングやお酒の場に設置しておいてもインテリアを損ねないかもしれません。
後で軽く出てきますがsodaStreamはどうしても家事家電っぽいエクステリアが垢抜けきれない感じです。そこはe-sodaのアドバンテージになりえそうです。
e-sodaの導入費用
さて、実際いくらくらいで導入できるのでしょうか。
送料無料のスタンダードセットです。お洒落なシルバーとブロンズが値段高いのはちょっと卑怯くさいですが、もし長く使うならシルバーかブロンズのほうが高級感あっていいかも・・・。
この外にももっと安くてガスシリンダー1本が初期付属のキットもありますが、これは罠っぽいのが仕掛けてありますので、こちらの3本セットのやつがおすすめです。
なにが、罠なのかっていう話なんですが。
交換用シリンダーは3本以上の注文になっているそうなので、1本しかもってないと交換の際に引き取ってもらうシリンダーが足りない。そうなると
交換用がない方はこちら・・・になってしまいいきなり費用が増えてしまいます。うーん。
まぁ、どうせ使うのであれば3本セットをお勧めします。
どれだけ使えば特になるの?
ここが皆さん気になるところだと思います。
結局イニシャルコスト(導入費用)がかかりすぎて、何杯ハイボール飲んでも結局ペイできない・・・ではつらすぎます。実際、初期費用を含めてしてみましょう。
ここでは通常で売っている500mlペットボトルを70円(税込み)と仮定し、どのくらい使うと費用を回収できるか考えていきます。
※償却・残債などという表現が出てきますが正規の意味ではなく「いくら回収できてるか」「どのくらいコストが残っているか」という感じで理解してください。
e-soda始めてセット購入の場合 | ||
初期投資 | 26345 | 円 |
1本あたりコスト | 73.2 | 円 |
500ml標準単価 | 70 | 円 |
とりあえず償却 | 25200 | 円 |
残債 | 1145 | 円 |
1回目交換分(3本) | 7000 | 円 |
残債との合算 | 8145 | 円 |
1本あたりコスト | 22.6 | 円 |
500ml標準単価 | 70 | 円 |
償却 | 25200 | 円 |
残債 | -17055 | 円 |
すごくざっくりとしていますが、このような結果になりました。結論から言うと初回に付属してくる3本シリンダーを消化した段階で、ペットボトルを毎日買っているのと同じくらいのコストに落ち着きます。
そして、本領を発揮するのがガスシリンダーを3本交換したあとですね。ここからは本体の残価を含めても500mlペットボトル1本あたり22.6円相当で炭酸を入手できています。
その3本を使い切るころには既に17,000円くらいのお得が発生していることになりますね。
自家製ソーダの価格以外のメリットも考慮すると、導入の価値は大いにありそうです。
Sodastreamと比較してみる
ソーダメーカーとしては有名どころであるSodastream。ここのコストはどうなのでしょう。
条件を同じにして試算してみました。
soda stream GenesisV3 | ||
初期投資 | 15541 | 円 |
240回使用 | 64.8 | 円 |
500ml標準単価 | 70 | 円 |
とりあえず償却 | 16800 | 円 |
残債 | -1259 | 円 |
1回目交換分(2本) | 5940 | 円 |
残債との合算 | 4681 | 円 |
240回使用 | 19.5 | 円 |
500ml標準単価 | 70 | 円 |
償却 | 16800 | 円 |
残債 | -12119 | 円 |
初期投資が少し安い分、ペイするのは早い。ここは追加のガスシリンダーが1本で買えるから小回りは効きますね。AmazonなどのECサイトで購入できるのも心強い。
展開規模の大きさを見ても、大きな不具合が出たりいきなりサービス終了したりするようなことはなさそうなので、そういった安定感はありますね。
まとめ
さて、新鋭のe-sodaとsodastreamを比較試算してみました。いかがでしたでしょうか。
正直、コストをペイするという意味ではかかるペースに極端な差はでないようです。ただし、e-sodaの場合はペイまで300本-400本という消費が必要ですのでそこは注意が必要です。
一日1本は炭酸水使用する、というヘビー目なユーザーであれば迷わず導入したほうがいいと思います。もちろんお酒以外にも使えますし。
よし、e-sodaを導入して意識高い系ハイボール飲みまくり民になろうデース。