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HuaweiWatchGT2proはどうなのか、あえての悪い所探しレビュー【google無き戦い】

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2020年12月現在ではhuaweiフラッグシップかつ最新モデルのHuaweiWatchGT2pro、レビューサイトで下調べしましたが、基本的には当然べた褒めな記事ばかり。WearOSから脱却したHuaweiで気になってしまったところをあえて暴露してみました。

ふうが
ふうが

基本的には好意的なレビューを当たり障りなく書きたいのですが、別に商品提供してもらったりしてるわけでもないので(笑)。Huawei自体はファンなので別に貶める意図はぜんぜんないです。

きり
きり

むしろ、スマホも時計もタブレットもノートPCも全部Huaweiなのである意味謎の狂信者ですらある。

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この記事を書いた人

オーディオ系ガジェットが好きでブログを立ち上げましたが、気が付くとマイクに詳しい人みたいな感じになりました。基本はガジェットブロガー、アイキャッチデザイナーです。

Vtuber経験者、家電系仕入れ買い付けしてた過去あり。アニメとスコッチ、ホロライブ好き。

【MarketPhogearブログ運営代表】

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簡単な商品説明

サイズ縦約46.7mm×横46.7mm×厚さ11.4mm(ベルトを除く)
ディスプレイ1.39インチAMOLED (有機EL) 454×454ピクセル 326ppi
プロセッサKirin A1 + STL4R9
対応OSAndroid™ 5.0 以上iOS™ 9.0 以上

下位機種のGT2に比べると本体の材質が高級な感じになってます。ディスプレイサイズやPPIは変更無いようです。クラシック的なモデルにネビュラグレイとかいうかっこいい名前のレザーバンドがついてきます。

高級素材使用! 風防:サファイアガラス / ボディ:チタン / リアケース:セラミック

ほかのhuaweiWatchはメーカーHPだと「金属+プラスチック」って書いてあります。なんか曖昧な表現ですね・・。あと、急速充電やワイヤレス充電。Bluetoothによる通話も対応(スピーカーとマイク内蔵)など地味なところでProではブラッシュアップがされています。それ以外はおそらくGTシリーズとそこまで差がなさそう。替えベルトの幅も同様のようです。

最大の注意事項は、他のGTシリーズ同様Google様に別れを告げていること。
最近のHuaweiWatchはGoogleのWearOSは採用せず独自のプラットフォームになっています。ここが他のスマートウォッチとの大きな違いになります。見過ごして買うとやりたかった事ができなかったりして悲しい思いをします。今回はそこをあえてフォーカスしていきます。

細かい商品紹介は公式ページをご確認ください。

さっそく比べてみます

今回の比較対象

今回の比較はあえて、WearOSをまだ採用していたころのHuaweiWatch(旧モデル)としています。

既に廃盤ですので、ちょっとレアです。新品で買って3年くらい使ってました。この頃はあんまりGoogleからハブられたりしてなかった・・。(Googleがハブるというよりは米中摩擦の矢面に立ってしまった感はありますが)

この頃のhuaweiwatchはGoogleのWearOSを採用しているのが特徴。

気になった点

ふうが
ふうが

さっそく、GT2proを使って気になった点を。

文字盤の制約が割ときつい

文字盤の変更等を含むカスタマイズはHuaweiのヘルスケアアプリというところから全て行います。一応文字盤ストアみたいなものがあって無数に選べる(有料)のですが、正直WearOSアプリにあった文字盤アプリほどの完成度はないです。そこまで拘らなければ全然気にならないのですけどね・・

※地味に高いw。

あと常時表示する文字盤が何種類かあるのですが、これが新規追加不可。これは相当きつい。通常の文字盤を常時点灯できればよいのですが否応なく常時用文字盤から選ぶしかありません。いつかアプデで対応してほしい。

このほか、文字盤内に通知内容のプレビューが出せないのも地味に不便です。

文字盤の表示に制約、見た目重視の人は要注意。
 

細かい表示設定ができない

設定項目はすごくシンプルで逆に言うと殆どいじれません。通知の文字の大きさとかですら変えられないので、通知の文字をもっと小さくして内容を多く表示する・・といった事は不可能です。通知がきたら画面オンで知らせるとか、そういったきめの細かいフォローは今のところ期待できません(ちなみにWearOSは全部できます)

自分に合わせて画面表示を細かくカスタマイズできないのはマイナス
 

通知が必要最小限しかない

基本的にスマホの通知スペースに表示されるタイプの通知はだいたいウォッチ側でも表示できますが、先述の通り文字が大きいので表示できる情報量が少ない。しかもメールはタイトルしか表示せず、内容が見れない。もちろん通知を開いて返信したりすることもできません。WearOSはやりづらいながらも全文表示や簡単な返信(音声入力もミニキーボードもあり)ができました。ウォッチ側で返信することはほとんど無いとは思いますが、やれることがすくない・・。

主要なアプリの通知は基本的に全部できます。アプリごとにオンオフもできます。内容などの詳細設定は不可。

ウォッチ側で通知を細かく知るというのはあきらめ(今のところ)
 

実質、新しいアプリを導入するのは難しい

もちろんGoogleのWearOSアプリは導入できません。今までは無理やりGoogleアプリストアのアプリを入れて色々遊んだりできたのですが、そういう余地は今のところありません(Huaweiアプリストアはありますが中身は・・・)。

普段使わないけど、為替レート表示したり小技が効かせられたのですがそういう遊びはできない・・残念。

基本的にソフト側の拡張性はないと考えてよいです。
 

音声アシスタントが使えない

当たり前といえば当たり前ですが、GoogleアシスタントもSiriもいません。アレクサちゃんも
使わないよなーって思っていたのですが、ないとめっちゃ不便!!

声で「5分後に知らせて!」とかできない。普段やらないけど、やれないと不満に感じる不思議・・

やろうと思えば音声入力でラインの返事とかできちゃうWearOSちゃんはえらい。不自由だけど新しいことしたいガジェッターの御心をよくわかってる。スマホでやれよっていう野暮なツッコミなんて存在しない。

音声コントロールは現状できないようです。
 

Google系サービスとの融和性が低い

これは当たり前なのでデメリットというには大人げないですが、GoogleFitを始めとする各種サービスは使えません。おさいふ機能とかもありませんのでGooglePayなどももちろんダメです。まぁ仕方ないですねこれは・・

既存のGoogle系サービスとの連携は難しい
しら
しら

ズタボロじゃん・・大丈夫これ。

まとめ

だとしても、買おう

きり
きり

えええ・・・

今述べたデメリットはあくまでWearOS使いでカスタマイズしたり、いろいろ時計でやってやろうというガジェオタ的な発想です。逆を返せばこめんどくさいカスタマイズなしでスグ使える高品質スマートウォッチなのです。

実際のHuaweiWatchGT2proのプロダクトとしての完成度は他の廉価ウォッチと比べても突き抜けてます。外装の質感や時計自体の操作感は普通の人であれば満足いくもの。中身の足りなさは今後のアプデを待っていればいいだけのこと。未成熟のプラットフォームを大手と比べてダメと吐き捨てるのはもったいない。

あと、GoogleFitに頼らずともスポーツ・ワークアウト関連の項目は異常なほど搭載されているのでいっそGoogleFitいらない程です。泳いだり(5気圧防水)ゴルフしたり、スキーしたり聞いたことないスポーツまでモードが搭載されています。さらに、評判の睡眠診断やストレスの数値化、今は国内では認可されていなくて機能は止められていますが 最大酸素摂取量(VO2Max)、血中の酸素飽和度(SpO2)の計測もできる機能が入ってます。(いつか国内も実装?)

2021年2月追記 アップデートによりSpo2測定が実装されました。
ヘルスケア・ワークアウト関連の項目は他の追随を許さない程。睡眠状態のチェックもできるし2週間持つバッテリーだから寝る時もつけっぱで!
ふうが
ふうが

しかも、米中摩擦で今(2020年冬現在)Huaweiは自社のSocを作りづらい状態です。そんな中もしかしたら最後のKirinA1プロセッサ内蔵機になるかもしれません。これは行っとかなきゃ!(オタク脳)

デメリットばかり上げましたが、基本的には必要な機能はすべて兼ね備えており、全体の質感も高い。コストパフォーマンスという意味でも、androidユーザーであれば候補にぜひ入れてみてほしい1本です。applewatchが没個性と思う方はぜひ検討してみてください。

でもね。。ぶっちゃけHuaweiスマホ持ってなくてHuaweiに思い入れなかったら他社でもいいのよ・・(本音)

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