一般的なダイナミックドライバより高価とされるBA(バランスドアーマチュア)ドライバが入ったイヤホン。必然的に価格は高くなる。だがそんな価値観は中華には通用しない!。前人未踏の20BA機が安価で登場。
相変わらず中華イヤホンというのはある意味時代の先端をひた走ります。今回は聞いたこともないような盛りまくりイヤホンをご紹介します。
オーディオテクニカとかソニーだと人とかぶっちゃうし、個性欲しいなぁ強烈な個性が…という人はぜひご覧になってみてください。
まず、BAとは
BAとはバランスドアーマチュアの略です。一般的に使われるダイナミック型ドライバに比べて高音域の繊細な表現が可能と言われています。ドライバ自体を小さくできるため小型化にも寄与するそうです。
BAドライバは基本的に中級〜上級クラスのイヤホンに使用される部品(音を鳴らす部分)であり、高解像度を表現する上では重要な役割を持つパーツです。
例えば有名イヤホンメーカーのBA機を少し見てみましょう。独断と偏見で選んだのでセレクトについてはあくまで一例ですよ。
有名メーカーのBA機の例
Westone UM Pro10 1BA
こちらはBA機で有名なWestone社です。どこまでも伸びるような高音と清らかな音色といった感じです。実際、1BA機でもこのくらいのお値段はしますね。
SHURE SE425 2BA
こちらは音響機器メーカーでは大御所のSHUREです。SEシリーズは超有名なイヤホンシリーズなので聞いたことある方もいらっしゃると思います。425は2BA構成です。やはりいい値段しますね。
Astell&Kern JHAUDIO Billie-Jean 2BA
ちょっとマニアックなメーカーになりますが、ここのイヤホンはいいですよ。所有感半端ないですし音の方向性もゴリゴリ押しだし強い個性的な音作り。ふうがはこのメーカーのMIchellというのを持ってますが、味の濃さではいまだにこれを超えるものに出会っていません。2BA機ですね。
さぁ、大体BA機の相場について理解いただけたでしょうか。実際に今回ご紹介するKZ-ASXの話に移りましょう。
圧倒的価格 KZ-ASX
なんということでしょう。
片側10BA搭載、両側で合計20BA搭載という魔改造スペック。これが中華の力。
しかも価格。10,000円ですか?、大丈夫ですか色々。
スペックだけ見たコスパで言えばすでに測定不能。なんだこりゃ・・・
そもそもKZとは
実はこのKZというメーカー、中華イヤホン界隈ではすでに知らない人はいないレベルの有名メーカーなんですよね。ひたすらにスペックを追い求め価格を追い求め、過去にも数々のコスパ名器を輩出してきました。そういった意味では安心感があります。
ふうがもこのKZのZSTというイヤホンを持ってますが、その世界観と安さに驚愕した記憶があります。今でもたまに引っ張り出して聞いています。クセは強いですが遊ぶには十分すぎるおもちゃです。
ZSTはDD(ダイナミック)とBAのハイブリッド機です。
まさに他を圧倒するスペックと価格
話をASXに戻しますが、やはり驚愕のスペックと価格です。
片側10個もBA入れて何の意味があるんだろう。とお考えだと思いますが、中身としては高域・中域・低域にそれぞれ4機・4機・2機を割り振っていてそれで合計10機なのです。
アメリカもびっくりの大物量主義、数いっぱい載せればいい音なるだろうっていう発想が素晴らしい。
ただ、これだけのドライバを駆動するわけなので再生環境には注意をしたいところですが、実際のレビューを見るとスマホ直挿しで聞いている方も多く、ポータブルアンプ必須みたいなヤバいことにはならない模様です。よかったよかった。
ポタアン沼も楽しいよ(ボソ
イヤホンカスタマイズの楽しみ
KZを始めとする中華イヤホンの楽しみの一つに、カスタマイズがあります。
もちろん本家オーディオメーカーにも同じことが言えるのですが、違いは
いじって壊れても安いからいいか・・で済む!
ということです(笑)。
ちょっとAmazonで覗いただけでもこれだけアイテムがあります。もちろんケーブルの材質だったり、イヤーチップの形状だったりで音は大きく変わる・・・。これは沼の予感。
例えば、こんなのがゴロゴロしてます。
中華イヤホンカスタマイズ沼にはお気をつけください。戻って来れなくなります。
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まとめ
いかがだったでしょうか。
中華イヤホンは安かろう悪かろうの時代を超えて、広告宣伝費やブランド代というのを除外したハイパフォーマンスお化けイヤホンへと進化しました。
近くの家電量販店で有名国産メーカーのイヤホンを5,000円も出して買えばもちろん過不足なくいい音が聞けるのかもしれません。でもでも、いいんですか?こんな楽しい世界があるのに。
いつの間にか趣旨変わってない??
普通に飽きた人、マニアックガジェットでドヤりたい人。どうぞ。